もうダウの犬辞めちゃったんですけど、結局去年のパフォーマンスはどのくらいだったのか気になったので。
ダウの犬のやり方
- 年初にダウ工業株30種の内、配当利回りの良い10銘柄を選択する。
- それぞれに10%ずつ投資する。
- 1年間保持する。
- 翌年の年初に、1と同様に10銘柄を選択して、今の株と入れ替えて、10%ずつになるようにリバランスする。
これを繰り返すだけで、配当利回りが良い上にトータルリターンでS&P500に勝っていたという夢のような投資法です。
※値上がり益や配当益にかかる税金は無視しています
2021年のダウの犬の投資対象
この10社に、1社当たり1200ドル分の株を買ったとします(端数切捨て)。
S&P500、ダウ工業株30種とパフォーマンス比較
2021年7月くらいまで戦えているのですが、後半ボロ負けですね。ダウの負け犬とも呼ばれているんですけど、その通りになっちゃった。
しかしこのグラフには配当益が含まれていないので配当を入れるともう少し差が縮まります。
値上がり益 | 配当益 | 合計 | |
---|---|---|---|
ダウの犬 | 13.34% | 4.26% | 17.6% |
S&P500 | 28.79% | 1.2% | 29.9% |
ダウ工業株30種 | 20.23 | 1.58% | 21.81% |
(S&P500とダウダウ工業株30種の配当益はIVV、DIAの配当で代用)
高配当が魅力なだけあってちょっと差を詰めました。
ただ2021年は、VYMやSPYDのような高配当ETFも調子が良くて、20%以上の値上がり益がありましたので、やっぱりダウの犬は微妙なパフォーマンスだったなあという感じです。