1回目の緊急事態宣言のとき
当時すでに経営状態はボロボロで、給料の未払いが3ヶ月位続いていました。
そこにコロナで緊急事態宣言が出て、持続化給付金やら雇用調整助成金の特例やらがきて、
「これらをフル活用して、生き残るぞ!」
って感じで社長が悪あがきをはじめました。
社員は給料10割補償で休業することになりました。
しかしソフトウェア担当の、私ともう1人は仕事があったので、休めませんでした。
それはまあ仕方ないと我慢していました。
かなりムカつきましたけど。
休業中に副業バイト始めた人がいた
「休業するなら、暇なので副業でバイトしていいですか?」
と言って社長に許可を貰っている人がいました。(Hさんとします)
その時は、
私「何のバイトをするんですか?」
H「コンビニです」
って感じで適当に世間話をして終わりでした。
バイトが忙しいからあなたがやって
休業始まって2ヶ月位して、お客さんから製品に不具合があるという連絡が来ました。
その不具合対応は副業を始めたHさんの仕事だったんですけど、
H「今バイトが忙しいから、◯◯さん(私の名前)が対応してください。やり方は教えます」
…何言ってんだこいつ
ここでキレてしまいました。
私「いやおかしいでしょ。本業優先ですよね?バイトなんか休めばいいじゃないですか」
H「バイト先の人手が足りないので、休んだら迷惑を掛けてしまいます。それに不具合対応は簡単なので3日位で終わります。お願いします」
作業量の問題じゃないんですよね。
そもそも休めなくてイライラが溜まってきたところにこれなので。
自分で自分に火を付ける
こういう時って余計なことを考えて、更にイライラを増加させてしまいます。
Hさんはうちの会社では給料高い人だったので、月25万以上は貰っていたでしょう。
副業も合わせると、休業中は35万~40万くらいは稼いでいたはず。
私の給料は19万。
「なんでこいつの仕事を変わりにやらないといけないのか」
「馬鹿らしい。辞めた!」
ってなって退職願を出してしまいました。
他の社員の反応
上記のやり取りはSlackでやっていたので他の社員からも見られていました。
殆どの社員は私の方が正しいと言ってくれましたが、社長は見て見ぬ振りでした。
結局、不具合対応はもう1人のソフトウェア担当の人がやってくれました。
その人はとても人が良いので、頼めば大体やってくれます。
ではなんでHさんは私に押し付けてきたのかと言うと、多分歳の差です。
Hさんから見て、私は年下、もう1人は年上だったので。
もしかしたら、若い方に経験を積ませようという考えもあったのかもしれません。
結局慰留に応じてしまう。
キレて退職願を出してしまったのですが、結局辞めませんでした。
・全く転職の宛がなかった
・当時の仕事内容が嫌いではなかった
・雇用調整助成金の特例が続く限り、金曜日を休みにしてもらう
この辺が理由です。
金曜日を休みにする件は、最近は反故にされています。
休業の月と出社する月を繰り返している内に、ある月から金曜日も出社する前提でスケジュールが組まれていました。
言えば今でも休みにして貰えそうですが、何かもう「どうでもいいや」と言う感じで…
ただの口約束でしたし。
会社も私も超いい加減です。
Hさんはもう退職した
この件とは関係なしに、
「先行き不安です。会社の未来が見えない」
と言って、去っていきました。