昨日は全社員の出社日でした。経営がギリギリなのでいつもより会議の時間が長かった。私は会議が終わっても残って仕事なので、いくら長引こうが全く問題ないんですけどね。
事務所から退去する可能性
2ヶ月ほど前に話題に上がっていたやつです。その時は12月中に判断すると言っていたのに、来年の1月中に判断するに伸びました。
結局あの時から資金繰りは上手く行ってないが、退去する決断はできずにズルズル後回しにする会社。辞めたいのになかなか決断できない私、ある意味お似合いかもしれない。
POファイナンス
社長が一番当てにしているのがこれで、補助金を担保に銀行から融資を受けるというものです。
しかし申込先の商工中金の担当者がこの制度をよく知らないようで、「相手はプロのくせに私から説明してあげないといけない」やれやれみたいな態度で社長が喋っていました。
休業組の今後の給料について
これも以前からあった話で12月から雇用調整助成金の特例が縮小されるので、それに合わせて休業組は給料の8割しか貰えなくなるらしい。
「会社の都合で休ませて申し訳ないので、経営状況が改善した暁には残りの2割を払います」と社長が謝っていました。
この2割については全く信用できませんが、8割貰えるなら十分なので私も休みにしてほしかった…
雇用調整助成金と補助金のどちらがお得か
いま私がやっている補助金事業の補助金は、使ったお金の5割を自治体が払いますよというものです。うちの会社で使ったお金というのはほとんど人件費です。
これと雇用調整助成金はどちらがお得かという話です。
私の日給は1万円ちょっとの安い額なので、9,000円貰える雇用調整助成金の方がお得です。
しかし社長は
「休業の方が得だとしても、補助金はちゃんと上限まで使い切らないと、次から補助金に採択されなくなる可能性がある」
という謎の理由で反論していました。
よく分からない。たとえそうだとしても、事務所の家賃を払えないかもと言っている会社に「次から~」とか言っている余裕あるのか。
ナチスドイツの春の目覚め作戦みたい。
首都ベルリンが陥落寸前なのに、ヒトラーが「ハンガリーの油田がないと今後戦えない!」といって油田確保に行ってボロ負けしたやつ。
休業組は26日までお休み
「26日はもう年末ですし、簡単にお掃除しましょうか?」と呑気なことを言いつつ、
「ゆうたさんは出社するならこれついでにやっといて」と私に簡単な仕事を押し付けて昼頃に帰っていきました。