応用情報技術者試験に合格した後の2年間は高度試験の一部が免除されます
⇧の午前Ⅰが免除されます。
私の場合、家から試験会場まで2時間近くかかるので早起きせずに済みます。しかし免除されても残り3つって重たいなあ…
せっかくだから秋に何か目指そうかと思ったんですが、色々考えた結果、何も受けないことにしました。
秋に開催される高度試験
IPAの試験は「春のみ」、「秋のみ」、「春秋両方」の3パターンに分かれていて、秋に受けることのできる試験は以下の通り。
・プロジェクトマネージャ試験
・データベーススペシャリスト試験
・エンベデッドシステムスペシャリスト試験
・システム監査技術者試験
・情報処理安全確保支援士試験
受けるならどれにするか
「プロジェクトマネージャ」と「システム監査技術者」はそんな仕事をやる予定がないのでスルー。
・エンベデッドシステムスペシャリスト試験
組込みシステムの開発に関する知識を問われる試験です。もし今の会社でやっていくなら一番重要な資格かもしれない。
しかし受けません。今の会社は資格を評価してくれないというのもあるのですが、そもそも組込みシステムをやりたくないから。
今の会社に入ってから、組込みシステムの仕事は無理だと思い知りました。
何が無理なのか言い出すと長くなるので省きますが、ハード屋さんと共同作業が必要だったり、変な開発ツールの使い方を覚える必要があったり、疲れることが多すぎます。
・データベーススペシャリスト試験
応用の時もデータベースから逃げたのに、更に上の資格に受かるのは無理です。
・情報処理安全確保支援士試験
セキュリティ分野の資格です。昔は情報セキュリティスペシャリスト試験という名前でした。
セキュリティ分野は転職時の受けが良さそうって思ったんですけど、大きな欠点があるので止めました。
何が欠点なのかというと、資格を維持するために1年1回のオンライン講習、3年1回の集合講習を受ける必要があるという点です。
その講習の費用は1年1回のオンライン講習は2万円、3年1回の集合講習は8万円。
そしてそんなにお金がかかるくせに、この資格を持っていないと出来ない独占業務は存在しません。
独占業務が存在しないくせに罰則は存在します。
もし講習を受けてない場合、履歴書には
「〇〇年 情報処理安全確保支援士試験 合格」
と書かないといけません。資格を保有しているような書き方をすると罰金30万です。
セキュリティの資格ですから常に最新の知識が必要というのは分かりますが、講習代が高すぎて自費ではちょっと…
会社から「講習代払うから受けろ」とでも言われない限り試験を受ける気になりません。