うちの会社は以前、株式投資型クラウドファンディングで資金を集めようとしていたことがあります。
殆どの銀行やベンチャーキャピタルには断られてしまったので、個人相手ならまだ行けるんじゃないかということで。
株式投資型クラウドファンディングをやるには、
1.そういうサービスを運営している企業に資金調達の相談をする
2.運営企業からうちの資金状況や社長の経歴などの審査を受ける
3.審査でOKを貰えたら募集ページを作ってもらえる
4.目標金額以上集まったらその8割を貰える。(2割は手数料として取られる)目標金額未満なら失敗で0円。
こんな流れでした。
募集ページはこんな感じ(これは関係のない企業です)
一部上場企業や自治体に多数導入。多言語翻訳技術で言語のバリアフリー化に挑む「PIJIN」 | イークラウド
最初は業界1位のところに頼んだそうですが、断られてしまいました。
債務超過になっていることはベンチャー企業ではよくあることらしいので大丈夫だったのですが、給与未払いの企業は流石に無理と言われたらしい。
その後どんどん下位の企業にも当たっていって1社受けてくれるところがありました。
紹介メッセージや動画を撮って1ヶ月後に募集開始ってところまで進んだらしいのですが、結局ボツになりました。
社長が言うには担当者レベルでは話が進んでいたのに、最後に相手の代表者が出てきてやっぱり給与未払いの状況はまずいって指摘されたらしい。
社長を通して聞いた話なのでどこまで本当なのかよくわかりませんけどね。
話がコロコロ変わるのが日常茶飯事なので。
どんな人が投資しているのか
社長から株式投資型クラウドファンディングをやるという話を聞いた時に「どんな人達が何の目的で投資してくれるのか」と聞いている社員がいました。
社長は「純粋に会社の活動に魅力を感じて、協力したい応援したいと考えている人達」と答えましたが、違うと思う。
上場できた時に数十倍のリターンが来ることを夢見るスケベ心丸出しの人達だと思うけどなあ。
そもそも社長はそんな優しい人に会ったことはあるのだろうか。自身は人を見て給料払うかどうか決めるような人間のくせに。