業務委託契約と着手金の入金日が確定した
社員全員で圧力を掛けたのが効いたのか、社長が相手の企業と交渉して入金日を確定させました。
社長「12月10日契約を結んで、同時に着手金が入ります」
社長「お金が入ったらすぐに皆さんの給料を支払います」
やっと決まったか。
しかしその後、未払い給与に関しては何も言わない。
何も言わないのでしびれを切らして社員が確認します。
「着手金が入ったら、未払い給与も全額払ってくれるんですよね?」
社長「えー、未払い給与に関しては、これから契約書を持って銀行に行きます。契約書を見てうちの経営に安心感を持ってもらえたら、銀行が融資してくれるはずなのでそれを受けて…」
なんかグズグズ言い始めた。
未払い給与は払いたくなさそう
長々と喋ってましたが要は
銀行から融資が下りたら未払い給与を払ってやるよ
という内容。
私はいつもは傍観者なんですけど流石にムカついたので
「いや、着手金で払えるでしょ。何で払わないんですか」
って突っ込んでしまいました。
社長の返事がまたグズグズしてイラつきましたが、
・100万の売上のために、500万の費用を掛ける仕事をやりたい
・将来を見越すとこの仕事の実績が生きてくる
・業務委託契約は結局その期間生き延びられるだけ
って感じのことを喋ってました。
「給料後回しにして赤字の仕事受けるって何言ってんですか」
「未払い給与を払わないなら、全員で労基に行くから将来なんてありませんよ」
こんな感じで全員でボロクソに叩いて、最後に出てきた妥協案がこれ
・12月20日に未払い給与の半額を支払う
・12月28日に残りの半額を支払う
2回に分ける意味が良くわからない。
不安なので他の社員が社長に念押しします。
「28日に残り半分を絶対に払ってくれるんですね?払わなかったら労基に行きます」
社長「払います。もし払わなかったら、どうぞ労基に行ってください。営業停止になって会社が終わるかもしれませんが、従業員の正当な権利なので止めません」
なんか社長が開き直りモードに入ったのでここで終わりに。